『私の國語敎室』

 國語表記についての話題が多く、洵に恐縮至極。御笑覽くださる皆樣に於かれましては何卒御許しあらむことを。

 小生、ネツト及び機關紙に限らず、生活するうへで用ゐるは凡て之、正統假名遣ひ及び正漢字である。無論、メールも手紙も、封筒の宛名までも、である。
 其の所爲もあつて乎、知人から「正統假名遣ひを勉強したいが・・・」と訊ねられることが屡々ある。だがしかし小生も同樣、勉學の中途にありせば人に敎へるだけのものもなし。よつて知友には良書を御薦めし、專らこれに委ねてゐる。
 今日はこゝに其の一册を御紹介したい。
    

     『私の國語敎室』 著・福田恆存氏 (文春文庫)

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「現代かなづかい」が正しく書きこなせる人になら、一、二週閒の短時日をもつて歴史的かなづかひの實際に通ぜしめることが出來るー、と福田恆存氏は讀者我々に傳へてゐる。
 實に分かり易く説明がなされてをり、諸例もふんだんに用ゐられてゐるので、難なく學習することが出來る。
 亦、福田氏の、對する羅馬字論者の惡戰苦鬪にも觸れてをり、其の邊りも非常に興味深い。
 
 必讀の一書である。
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by sousiu | 2010-03-20 07:43 | 良書紹介

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