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上社御柱祭 初日

 四月二日 早朝六時、産土神社參拜後、四名の門下生と共に長野縣へ向ふ。

 長野で活躍する「政治結社 國英會」の御招きを賜はり、
七年に一度行はれるてふ『上社御柱祭』を見學する爲めである。

 午前十時に長野縣へ到着。國英會諸兄に出迎へられ、宮澤會長の邸宅に御邪魔した。

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『御柱祭』は日本三大奇祭の一つに數へられる。
 その起源は古く、諏訪大社の式年造營御柱大祭として、一千二百年以上も前から行はれてゐるといふ。


 八ヶ岳に育つ十六本の樅の巨木(重さ十二、三トン)を山から曳き出し、各地域毎に分擔して、建御名方神(タケミナカタノカミ)と妃神八坂刀賣神(ヤサカトメノカミ)を御祀する上社本宮・前宮、下社秋宮・春宮へ四本づゝ御神木を運ぶのである。道中には、民家を通り、亦た『木落とし』は怪我人が續發することでも有名だ。これを『山出し』と呼び、三日間行はれる。

 この日は上社御柱祭の「山出し」初日。御神木は、茅野市にある國英會・宮澤會長の自宅前を通過することから、この日御誘ひいたゞいた次第である。

 宮澤夫妻はじめ國英會諸兄の溢れるばかりの御饗しを賜はり乍ら、午後ニ時ころか、一本目の御柱が現はれた。一團約一千人ゐるさうで、邸宅前の道路は一變、そら賑やかな樣相となつた。
 この祭が行はれる週の三日間は三連休にする會社が多く、諏訪地方擧つての一大行事であるさうな。
 老若男女は地域の法被を纏ひ、聲をはり上げて御柱を曳いてゐる。その活氣に、見てゐる小生も血沸き心躍る思ひに至つたのである。

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                  ※宮澤會長宅二階より撮影

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                  ※玄關より撮影

by sousiu | 2010-04-03 19:09 | 日々所感

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