2010年 04月 03日
上社御柱祭 初日
長野で活躍する「政治結社 國英會」の御招きを賜はり、
七年に一度行はれるてふ『上社御柱祭』を見學する爲めである。
午前十時に長野縣へ到着。國英會諸兄に出迎へられ、宮澤會長の邸宅に御邪魔した。
『御柱祭』は日本三大奇祭の一つに數へられる。
その起源は古く、諏訪大社の式年造營御柱大祭として、一千二百年以上も前から行はれてゐるといふ。
八ヶ岳に育つ十六本の樅の巨木(重さ十二、三トン)を山から曳き出し、各地域毎に分擔して、建御名方神(タケミナカタノカミ)と妃神八坂刀賣神(ヤサカトメノカミ)を御祀する上社本宮・前宮、下社秋宮・春宮へ四本づゝ御神木を運ぶのである。道中には、民家を通り、亦た『木落とし』は怪我人が續發することでも有名だ。これを『山出し』と呼び、三日間行はれる。
この日は上社御柱祭の「山出し」初日。御神木は、茅野市にある國英會・宮澤會長の自宅前を通過することから、この日御誘ひいたゞいた次第である。
宮澤夫妻はじめ國英會諸兄の溢れるばかりの御饗しを賜はり乍ら、午後ニ時ころか、一本目の御柱が現はれた。一團約一千人ゐるさうで、邸宅前の道路は一變、そら賑やかな樣相となつた。
この祭が行はれる週の三日間は三連休にする會社が多く、諏訪地方擧つての一大行事であるさうな。
老若男女は地域の法被を纏ひ、聲をはり上げて御柱を曳いてゐる。その活氣に、見てゐる小生も血沸き心躍る思ひに至つたのである。
※宮澤會長宅二階より撮影
※玄關より撮影
by sousiu | 2010-04-03 19:09 | 日々所感