無名民艸の近況報告 

 オタクと雖も多忙の日がある爲め、日乘の更新が遲れてしまつた。

 十五日、木曜日。午前中より所用の爲め、横濱と藤澤を行つたり來たり。廣島より國信隆士氏上京の一報を受け、夜は新宿へ向かひ一杯飮みながらの憂國談義。
 勿論、福田派である小生は烏龍茶。何と閉店まで福田派たる節操を守り、烏龍茶。福田派の模範生だ。

 十六日、金曜日。またも午前中からあちらこちら、と。阿形充規先生に時局問題を拜聽す。深夜まで先生の事務所に御邪魔してしまつた。

 十七日、土曜日。これまた午前中から横濱市内を徘徊。夕刻から「草莽崛起の集ひ」。講演後、懇親會。講師に御招きした中川先生の御講演が素晴しく、懇親會も隨分盛上がつた。既に周知の御約束とも云ふ可き眞つ赤な顏をした市村悟兄の「二次會」の強要、でなく、御誘ひがあつた。因みに兄の赤ら顏は恥じらひのそれではなく、酩酊のそれだ。毎度のことゝ知る流石の參加者はそれゞゝ巧みに脱出した。勿論、小生も、だ。講演會の内容については他日に感想を述べたい。
 夜は宮城縣から來た鈴木達也兄、大阪府から來た志賀智仁兄が弊社に宿泊。明け方まで鼎談。彼らは相原修兄の飮み殘した酒で、小生は『お~いお茶』で。話しも盡きぬ。

 十八日、昨日。午後に鈴木兄を驛まで御送りした。彼は此度びの講演を拜聽しに、仙臺の坂田兄と共にバスでやつて來た。諸兄は皆と同じく灼熱の如き赤心を有する好青年である。朝、鈴木、志賀兩兄は起床し寢惚け眼のまゝ、早速運動や言擧げについて話しの續きをしてをる。睡夢でまで討論してをつたことに疑ひを容れない。その求學心は敬服に値ひする。
 送り屆けた後、志賀兄は一人で厚木に向かひ皇國同志會の演説會へ。小生は殘り機關紙製作の續きに取り掛かる。
 演説から歸つて來た志賀兄と憂國談義。彼の場合、自家用車で參上したので歸りの時間は自由だ。

 十九日、なんと先ほどまで、志賀兄と言靈についての意見交換。彼は強烈な持論を持つてをり、それを披露する。結局まるゝゝ一日半、彼と彼の持論とに向き合つてゐたことゝなる。彼は今ごろ、眠々打破を飮みながら東名高速道路を下つてゐる。運轉しながら、ひとり車内で喋つてゐればそれは最早、彼は深刻な病氣の持ち主だ。
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by sousiu | 2010-07-19 06:15 | 報告

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