餘暇のすゝめ

 またゝゝ更新を怠けてしまつた。

 日ごろ御世話になつてゐる防共新聞社の福田主幹には内密の話しであるが、偶には休暇も必要と感じ、御笑ひや拳鬪の觀覽に興じてをつた。
 兎に角、湘南地方の住民でありながら今夏は猛暑であつたにも關はらず、一度も海には行つてゐない。潮風と觸れ合つてすらない。ま、昨年も然りであるが・・・・。
 そのやうな譯で、少々羽を伸ばした次第だ。

 だが無論、皺寄せもあつた。主たるものには、防共新聞社に寄せる原稿の締め切りが確か十五日だつたことだ。罰であるのか毎日毎時、胸の痛むを忘れることは無かつた。嘘つぽいが本當だ。
 されど福田先輩には内證だが、御笑ひの舞臺を見てゐると、本當に面白可笑しくなつてしまひ、すつかり息拔きが出來た。
 流石に今朝、福田先輩に御詫びの電話を入れた。氣のせゐだとは思ふが、聊か不機嫌だつたやうに感じた。
 然るに小生、それから一氣に書き上げ、本日めでたく、胸のつかへを一つ取り除くことが出來た。

 亦た、囹圄の身となつてゐる獄中同志に對して御送りするはずの書籍も溜つてしまつた。
 何か事情が無い限り、成る可く小生、一週間に一度は同志へ書籍や書翰を差し入れることにしてゐる。
 これも全て封詰めが終はつた。一つづゝ、胸が樂になつてゆく。
 餘談であるがこゝで一つ、自慢話しを披露致したい。小生、封筒作りにはいさゝか自信を持つてゐる。
 段ボールでも包裝紙でも紙袋でも、紙といふ紙はアツと云ふ間に封筒にしてしまふ。そは我ながら手慣れたもんだ。下の寫眞も全て小生の手作り封筒による。
「それに費やす時間を考へると、新しい封筒を使つた方が宜い」との御意見もいたゞいた。勿論、節約の意味もあるが、それよりも米の一粒も殘さない感覺に近いかも。平澤次郎翁の眞似から始まつたことだ。

 さうさう。もう一つ、胸のつかへがあつた。
 此の日乘だ。
 これを以てして全ての胸のつかへが取り拂はれたことになる。
 間も無く訪れる巨大な胸のつかへ、そは機關紙・・・・。それまでしばし何物にも縛られぬ時間を謳歌したい。

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by sousiu | 2010-09-23 22:57 | 日々所感

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