宜き一日でした。

 二月廿三日。晴れ。

 午後から、ひとりで神田の古書肆巡り。神保町マツプを片手に、あちらこちらを探索。
 この邊の駐車場は料金が高いので、路上にある駐車場に車を停め、一時間置きに戻り、移動して、また探索。
 何度來てもこゝでの時間はあつと云ふ間に過ぎてしまふ。
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 前にも日乘に記したが、和本ばかりを揃へた書肆など、まつたく見事だ。↓↓↓↓
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 和本は最近の古本とは比較にならないほど高價なものが多いので、書名をみて樂しむだけ。迚も手が出ない。

 それでも折角來たのだから、と一册だけ。氣吹舍塾藏版『祝詞式正訓』を購入。
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 今日はこれで滿足だ。
 

 本居宣長大人、平田篤胤大人の和本も年々入荷が困難となつてゐるといふ。
 叢文閣書店々主の曰く、「冬は特にな。寒いから」と。
 本の入荷に季節が關係するのか小生には分からんが、既に入手の絶望的な本が年々増えてゐることは確かなやうだ。


 神保町を後にして新橋へ。今日は福永武道兄と二人で語らふことになつてゐる。
 待ち合はせの時間を一時間ほど早く、新橋に到着。(槍でも降るかも識れん・・・、苦笑)
 敬天新聞社の白倉社主が憂國の辻説法をしてゐたので拜聽しながら待つてゐた。
 正氣塾の若島和美さんとばつたり。白倉社主にも御挨拶申し上げ暫くすると、福永道兄がやつて來た。

 二人で新橋の「天狗」へ。
 儒教について。佛教や基督教について。國體觀念の動搖せる今日について。皇國の將來について。話しは彈み、あつと云ふ間に閉店の時間となつてしまつた。
 それにしても、今日は良い話しを聽くことが出來た。ありきたりな社交辭令としての言でなく、素直な感想だ。小生は年齡の上下に關はらず、良い話しはきちんと自分の引き出しに藏ふ。それを拙稿や駄辨に活用し、小生の思想は少しづゝであるが成長してゐるのである・・・と思ふ。成長してゐるかな・・・。汗。
 然るがゆゑに、くどいやうだが小生は、かういふ人達がゐる、といふそれだけで日本の將來は決して暗くないと斷言出來るのである。
 但し、宿題を出された。和歌を勉強することだ。福永兄は烏龍茶しか飮んでゐない筈の小生を醉はせ、氣分良く宿題を請はせた。一應、一年間の猶豫をいたゞいたが、歸路、ひとりになると途端に醉ひも醒め(固よりノンアルコールなので當然至極だ)、それが安請け合ひであつたと氣付いたのである。
 またゝゝ今年も勉強だ。汗。
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※福永兄と。小生の突き出た親指が、この時の小生の宿題に對する(根據なき)自信を表はしてゐる・・・・・。
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by sousiu | 2011-02-24 02:29 | その他

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