奇縁  

 「下手の横好き」と云ふが、まつたくそれで、身の程を辨へず安易にいくつか原稿を安請け合ひしてしまつた爲め、日乘に手が廻らなくなつてしまつた。とは云へ、これと云つて變化のない數日を送つてゐたのだけれども。


 さてゝゝ。
 五月廿九日も、靖國神社へ。
 志を有する諸賢と昇殿參拜。
 其の後は意見交換。世の中は面白い。實に樣々な人がをり勉強になる。嘗ては大の勉強嫌ひで、人より早く社會に出た。馬齡を重ね既に四十。この年になつて學問の樂しみを知るとは、皮肉なものなのだ。
 それにしても充實した一日であつた。備中處士樣には深く御禮申し上げたい。


 歸宅してから二日間を實家で過ごす。
 親不孝者の野生が親孝行を心掛けるやうになつたのも、年の所爲と先哲の遺文を拜讀したことによる。
 つくづく思ふのこと。日本人とはまことに宜いものだ。奧も深い。この奧が深いことを識つた丈でも、からうじて、野生の四十年間も無駄では無かつたと思うて宜いのではないか。


 ・・・で、本日は時對協の定例會。
 今度び、廣島縣より洗心會、國信隆士代表が來訪。氏は時對協初參加であるにも關はらず、まるで古株の如き存在感を呈してゐた。彼れも來月より時對協に加盟するといふ。
 時對協は變人・・・おつと、この場合ひの「變人」は誤用(備中處士樣の御指摘による)であるので「奇人」の溜り場。その時對協に又たひとり、奇人が現れた。

f0226095_052226.jpg

※定例會のあとの國信氏歡迎會。寫眞提供、福田邦宏議長。福田議長の曰く、『一人だけ佛教徒みたいのが居ます』と。みんな、笑ふな。
[PR]

by sousiu | 2011-06-03 00:48 | 報告

<< 文化傳承學會 奇縁 >>