文化傳承學會

 六月五日。
 市村悟兄が主宰する『文化傳承學會』へ。

 兄より申付けられるに「今後の思想運動の展望」を主旨として、『これからの右翼』と題した小話しを披露せよ、と。隨分と無茶な注文であり、兄の、こゝは一つ河原に恥でもかゝせてやれ・・・・・・と考へたかどうかは知る由もないが、固より誰れしも小生の卑見なぞ期待もしてをるまい。案外、皆と宜しく二時間を過ごした次第である。
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 それにしても小生の識る限り、神奈川縣維新協議會にせよ、單一團體の諸兄にせよ、強い向上心を以て此の陣營の住民となつてをられることがひしゝゝと傳はり、まことに頼母敷くある。勿論、他の方々も皆、さうなのであらうが、最近の若者(苦笑)は、求學求道なんたるかを心得、專心してをられる。かうした氣運は、實に歡迎せられる可きものである。

 遠からず街宣車を主翼とした運動は低迷と云ふ言葉が相應しくなければ極減する。
 それをして右翼が即、活動の場所を失つた、活動が停滯した、と云ふ譯ではないし、又たさうであつてはならぬのである。

 右翼のみならず保守の一般的に、やれ「正しい歴史認識を」だの、「日本の文化傳統を見直す」だの、少々切り込んで「天皇陛下を中心とした歴史、文化、傳統を衞る」とか、市民團體的保守ではまだその域まで充分達してゐないやうであるが「國體護持・明徴」とかの言葉が飛び交ふ。尤もらしい自己紹介に過ぎぬスローガンの連呼よりも、斯く發言する人らは小生を含め、もつとゝゝゝその文化にしろ傳統にしろ、歴史にしろ学習考究する必要と餘地がある。それが順序だ。


 この日の朝、愚妻方の太母が鬼籍に入りたとの訃報あり。九十五歳、大往生であつた。
 翌日の六日は通夜式、昨日七日は告別式に參列した。
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by sousiu | 2011-06-08 13:46 | 報告

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