電子書籍つてどうなんだらう

 北九州に據點を置く殉国青年塾が機關紙を發行するといふ。創刊號に寄せる文章を依頼され、今朝、脱稿。
 小生、晝間に原稿を書くことが出來ない。夜のはうが靜かで、滅多に人と話すこともないから集中出來るのだ。結果、徹夜となり、朝を迎へる。
 今朝は寢ようと思つたら若干の搖れを感じた。東北地方では震度五弱であつたとか。
 大地の鳴動もなかゝゝ收まらんな。

 晝には起きて都内へ。今歸宅して、これから少々假眠、その後、鎌倉へ行き、戻り又た執筆だ。


 こゝ近年、機關紙を發行する團體が頗る増えた。大變宜いことだと思ふ。
 こゝでいつもの如く、蘇峰 徳富猪一郎翁の言葉を拜借し、『文章報國』について記したいと思ふのだが、何處にその文章があるのだか容易に探すことが出來ないので諦めた。蘇峰翁の書籍だけで三百册はある。

 ところで、インターネツトがこれだけ普及してゐるのに、何を今更ら「機關紙」乎、と思はれる御仁もあらう。
 だが、やはり紙の文化は見捨てたものではない。

 保管場所に困り、持ち歩く不便を解消せんとするかの如く電子書籍が話題となつた。
 だが話題を集めたその電子書籍も、期待されてゐたほどの成績でもなく、現在、伸び惱みであるとの報道を目にした。
 電子書籍に不滿のあるユーザーは、書き込めない、讓渡や貸し借りが出來ない等々の缺點を擧げてゐるとか。
 又た、古書マニアでは、初版に價値を認める人がある。初版とそれ以降とではまつたく値段が變はつてしまふものがあることが、それを裏付ける。電子書籍にはさういつた價値認識も無い。


 當日乘で書いたのか、何處で書いたか失念したが、小生、電子書籍には一切興味がない。

 小生の凝る和本であるが、ヤフーオークシヨンなどで、和本の電子書籍が販賣されてゐるのをみた。
 これつて、和本の良さがあるのだらうか。然もスキヤンして、後はコピーするだけだといふのに値段が高い、吃驚だ。小生なら、DVD代と送料のみで送付してあげるのに。
 酷いのになると、實際の和本より値が高く賣られてゐる電子書籍があつた。それにも關はらず、落札者がゐるのであるから理解に苦しむ。單に安い和本を探すのが面倒なのか、それとも分かつてゐながら、敢へて値の高き電子書籍のはうを選んだのか。
 後者だとするならば、一體何んな魅力があつて電子書籍を選んだのか皆目見當が付かない。まさか和本は古くて汚いけれ共、電子書籍は清潔だから、といふのでもあるまい。
 いやはや、それもこれも小生がアナログ人間であるといふことか・・・。
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by sousiu | 2011-06-23 19:36 | 日々所感

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