三田忠充之命神葬祭參列 

 七月十一日。菊水國防連合・三田忠充之命の神葬祭に參列。
 棺のなかで、まるで寢てゐるかのやうな顏をしてゐる三田會長をみた。神奈川縣に於ける、野生の好きな先輩のひとりであつた。

 三田會長は、弊社發足以前からの先輩であり、弊社發足時にも大變御世話になつた。
 近年は中止してゐるが、野生主宰のバーベキユー會も、毎年炎天下のなか、三田會長は自ら大勢の同志を連れて參加してくれてゐた。
 野生が共産黨の旗を毀損して逮捕され、その釋放時、三田會長をはじめ大變多くの同志が地檢前で出迎へてくれたこともあつた。たかゞゝ廿二日間の拘留であつたが、それにも關はらず三田會長が呼び掛けをしてくれ、五十名もの同志が門前に出迎へてくれたことは、何よりも嬉しいことであつた。
 後輩に對して實にかうした心遣ひをしてくれる人であつた。本道に色々なことが思ひ出される。

 我が陣營には實に樣々な人があり、演説が上手な人、文章に巧みな人、求心力のある人、刑務所を別宅のやうに考へられる人、物知りの人、先賢の明に富む人、求學熱心の人、信仰の深い人、後輩の養育に巧みな人。いろゝゝな人があつて、それゞゝの得意とする分野が糾合されて、大きな力たり得るのである。
 例へば一國の防衞を可とすべくは、陸・海・空軍の總力戰である。個々がバラヾヽでは、夫々如何に有能であつても一國を護り拔くこと期し難い。固より如何なる才能に惠まれても、目的に向かふの熱量が乏しくては、それは無能に均しい者であることは云ふまでもないが。

 さういふ點では、三田會長には三田會長ならではの持ち場があり、さういふ御陰で學ぶことのできた野生や多くの後輩達がゐて、而してその持ち場を貫くことには嘘僞りの無い人であつた。
 神奈川のみならず、陣營にとつてもまことに惜しまれる存在であつたことは云ふまでもない。
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by sousiu | 2011-07-12 23:55 | 日々所感

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