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歌道講座へ行つてまゐりました  

 昨日は、二ケ月に一度、大東會館で行はれてゐる『歌道講座』へ。

 野生に與へられた宿題である、歌を持參した。
 これには、嘗て、備中處士樣より薦められて購入してあつた『現代語から古語を引く辭典』(三省堂)がおほいに役立つた。

 至らぬ子は譽めて育てよといふ福永武兄の御配慮か、初心者にしてはと一應、及第點をいたゞき、その上、福永眞由美先生からは添削を賜はつた。
 まあ、何のやうな配慮であれ、及第點をいたゞいたことは確かなので、安心して、下に披露したい。
 普段の野生は、反論も批判も結構なのであるが、今は天にも昇らんとする氣分なので、歌に對する苦言のコメントは御遠慮なされよ。


うるはしき 日本(やまと)の眞姿(すがた) 永遠(とこしへ)に あらはれけるは 歌道(うた)と知るかも

四十路われ 暑さ忘れて 歌の道 幼のごとく 學ぶ樂しき


 夜は、埼玉縣より醫療關係に從事する若村君が來横。疲勞囘復に效果のあるといはれる「牛黄」を澤山持つて來てくれた。
 終電ギリヾヽまで居酒屋で。歸へるころともなると、彼れ、歌を學び度いといふ。二首詠んだ丈で如何に野生が知つたか振りをしたか・・・。これで野生の今は天にも昇らんとする氣分を察していたゞきたい。

 

by sousiu | 2011-09-25 19:03 | 報告

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