現代的保守派の集會と傳統的右翼の祝賀會  

 六日は日比谷公會堂で行はれた、「けんむの会」主催の國民大集會及び大行進に參加。
 「けんむの会」なる一團を、野生は能く識るものではないが、南出喜久治氏やチヤンネル桜の水島総氏などが加はつてゐるところをみると、つまり今に云はれる保守派の一つなのであらう。
 案内状には、「錦の御旗けんむの会」と書いてある。錦の御旗?う~む・・・。

 陣營の先輩から誰れでも參加出來ると誘はれたので、興味本位で參加したのであるが、會場に行けば、諸先生や諸先輩、知人ばかり。これ、誰れでも參加出來るといふより、主催者側が我が陣營に動員を願ひ出たものではないかな、と思へなくもない。

 さて。一々、日乘で批判する積もりは毛頭ないが、全員坐させたまゝ、詔を暗讀・・・然も間違ひは一度二度ならず、ツマリは終始に及ぶ・・・したり、おそれおほくも「天皇をお守りする」と。野生は、常、否、肇國以來今日に至り、而して永遠にわたり、國民が 天皇陛下に御守護されてゐるといふ自覺に基くので、かうした主張には首を傾げざるを得ない。時局や戰略、或いは法律論に就て彼れらは優れてゐるかも識れないが、九重に對します謹愼たる心ばへに於ては、右翼陣營の諸先生や諸先輩のはうが遙るかに學んでをられることを改めて知らされた。まア、●●の保守、仕方ない。


 その後、同血新聞社二名はそのまゝ大行進に參加し、野生は河野敏明君と共に「大日本生産党結黨八十周年記念 交流懇親會」に參加する爲め、日本青年館に向かふ。こゝでは諸先生が内田良平先生に就ての御話しや足跡、或いは、皇國中興に對する衷情を發せられた。
 珍しく福永武兄も祝辭を述べられた。會場を覆ふ、見ゆる能はぬけれ共、確かに存在するこの何とも云へぬ空氣が、やはり野生は好きなのである。
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 寫眞は黨首の阿部右善先生。寫眞をみて御解りか、生産黨の黨旗が僅かに、日の丸より小さく作られてゐる。啻に寸法上のことに留まらず、かうした謹愼たるの姿勢が、「錦の御旗」を自稱することよりも全然大切なことなのである。

 餘談であるが、今度びは醉つた三澤浩一先輩に絡まれ、御説教を受けた。野生がこの先輩から御説教を受けることは決して珍しいことではない。何せ三澤先輩は「河原をヤツける會」の實質上の責任者だ。
 だがこの日の御説教は、頗る考へさせられた。アルコールの入つた鹿島先生、三澤先輩の御説教は殆ど説教の名のみで實がない。だが、稀れに胸にズンとくるものがある。それは百ある説教の内に一つくらゐの極く僅づかなものであるが、その一つが、驚くほど效く。
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by sousiu | 2011-11-08 14:01 | 日々所感

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