じつは實話 (・・・御免なさい) 

 日乘で書きたいことは少くないのに、何かと急用が相次ぎ、御無沙汰してしまつた。
 かうなつてみるとオタク生活が戀しく思ふのである。
 野生は、ヒキコモリが性に合つてゐるのだな。

 ところで、先日、國信兄が起訴されたといふ。あれきり、國信兄には面會へ行つてゐないのであるがおそらく彼れは元氣にしてゐることであらう。
 このまゝ懲役の實刑ともなれば、彼れとも當分會へなくなつてしまふ。暫く面會にも行つてゐないし、また顏でも見に行かうと考へてゐたところに、『実話時報』『漫画実話ナックルズ』が屆いた。
 開いてみれば、どちらにも國信隆士がゐるではないか。吁。

●『実話時報』五月號(平成廿四年四月十四日「竹書房」發行)
『順調に警部補まで昇進を果した國信會長が民族派を志すやうになつた大きな要因が、その警察官時代にあつたと語つてくれた。
「仕事柄、さまざまな事件に携はるんですが、右翼の事件も擔當しとりました。その際に理論で負けてはいけんので右翼の思想に關する書籍にも目を通すんです。さうしたら日本人であれば當然に考へる事柄が書かれてゐることに氣付きました。それと同時に、日本人として素直に思ひを述べたり、行動すると右翼と呼ばれてしまふことに疑問が沸いたんです
 そこで國信會長は定年まで勤めるか、途中で退職するか分からないが警察官を辭したら直ちに民族派として生きていくと心のなかで決めたといふ。
 しばらくして、それまで事件搜査の第一線で頑張つてきた國信會長は、見事に警部補へ昇進を果たし管理部門に配屬される。しかし、現場こそが警察官としての生きがひと考へてゐた國信會長は辭職する道を選び、民族派として生きて行くことを決意したのである。以降、全身全靈で運動に打ち込んでゐたところに、一昨年の十一月に中井議員の不敬發言が飛び出したのである

●『漫画実話ナックルズ』六月號(平成廿四年四月十六日「ミリオン出版」發行)
『― なぜこのやうな事件を起こしたのか。
國信 「中井代議士へはこれまでも抗議は行なつてきたが、明確な返答はなかつた。憤りが募る中、中井代議士が皇室典範改正に反對する議員連盟の會長に就任したとの報道に接し、不敬發言を曖昧にしたまま 皇室問題に關與する態度に怒りが爆發した」』

 雜誌を御惠投くださるので、各出版社におべつかを使ふわけではないのだが、新聞やテレビでは、國信氏の宿志までをも傳へることはしない。一般の週刊誌ですら、中々取り上げることもない。
 不況に加へ、世間の冷やかな視線に耐へながらも版を重ねる實話系の出版社には、今後もおほいに頑張つていたゞきたいものである。

 『漫画実話ナックルズ』仝、記者、喜連川智氏は、記事を以下に締め括つた。因みに文中に登場したる“熊本の右翼男生”とは、いふまでもなく、MOKKOSU すゞきだ君のことであらう。
 喜連川記者曰く、『過去に中井代議士の發言を受けて熊本の右翼男性が血判を押した抗議文を送り付ける事件が發生してゐる。また中井代議士の選擧區には連日のやうに右翼團體の街宣車が押し寄せて抗議運動を展開してゐるとの情報もある。國信會長は今後の先鋭的な行動を否定してゐるが、中井代議士が眞摯に説明と謝罪を行なはなければ、右翼の抗議はこれまで以上にエスカレートするものと思はれる』と。

f0226095_0295171.jpgf0226095_0301150.jpg

















↑↑↑『実話時報』五月號

f0226095_0303915.jpgf0226095_031285.jpg

















↑↑↑『漫画実話ナックルズ』六月號


 いやはや・・・實話誌のお蔭で、面會したやうな氣分になつた。つか、夢にまで出て來られさうで、困る。
[PR]

by sousiu | 2012-04-17 00:42

<< 竹内式部先生と、所謂る『寶暦事件』  新井白石公 番外 王號考  >>