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今日の思ふこと

 今日、平澤次郎翁より、時代の變貌についての私觀を賜はり思ふことがあつた。
 曰く、『此度びの大地震と大津波で時代が變はるよ』と。

 つまり斯ういふことだ。
 震災前の竹島や尖閣諸島の問題、民主黨の派閥爭ひ、色々あつたが、まつたく洗ひ流されてしまつた、と。
 勿論問題は何ら解決してゐないのであるが、右翼で今、「北方領土返還」や「日教組粉碎」といつた運動をする者はない。尤も聲を擧げたとて、抑も聞く人がない。
 こは此度びの事態が落ち着くまでの間と思はれやうけれ共、さうではない。
 右翼運動に限つたことでなく、この日本列島を搖るがし大半國民の寒心を今猶ほ拭はざる此の大災害は、これまでの人々の價値觀を大きく變へた、或いは今後變へるに違ひない、と。


 ・・・上手に説明出來ないが、感ずるところ、充分であつた。實は今日はそれを咀嚼する丈のゆとりがない。「不二」への寄稿を、今日中に仕上げねばならぬ。汗。明日以降、野生なりに再考して、機關紙のネタ(?)につかへれば、と思うてゐる。苦笑。


 たゞ、若しも、平澤翁の云ふとほりであるとするならば、野生にこれを歡迎しない心はない。
 固より人の價値觀は千變萬化す。迷妄に次ぐ迷妄に疲勞困憊した日本人の心が、いつの時代も最後に頼る可きは、惟神の道であり。何かしたいと志逞しうする人の頼る可きは、國學の持つ無限の可能性である。
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by sousiu | 2011-03-31 02:04 | 小論愚案

神異也矣

 東日本大震災で被災地にあつた建造物は倒壞し、加之、津波で街が呑み込まれたことを識らぬ者は既に無い。

 斯樣な慘状の中で、被災地にある三森健治兄の撮影した畫像を見るに、改めて靈妙の人智及ばぬことを識る。
 震災直前まで、此處は田圃を圍む村邑であつたさうだ。

 この場所も他に漏れず津波が襲ひ、慘しくも家屋は流され、田は土砂で埋め盡された。
 しかし、畫像に見られるとほり、神社と鳥居、そして鎭守の森のみが依然として無事であつた。
 人は皆、驚いてゐるといふ。
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by sousiu | 2011-03-28 04:00 | 報告

地震雲

 仙臺市の坂田昌己兄より畫像を頂戴してゐたことを、忙殺されてゐた爲め、見落してしまつてゐた。

 坂田兄が大震災前の空に變異を認め、撮影してゐたものとか。


 地震雲の話しは聞いたことがあるが、畫像を見るに、實在することが判つた。
 今更らながらであるが、げに恐ろしき兆候を呈してゐる。

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※寫眞は震災前、仙臺市泉區南光臺の空であるとの由。
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by sousiu | 2011-03-27 23:15 | その他

晝夜逆轉してをります

 昨日、起きたら日本實踐奉仕團・志賀智仁代表が來てゐた。
 志賀兄は晝に到着してゐたといふ。鍵を開けつ放しにしておいて良かつた。笑。
 小生、この日は鈴木田兄と夜更かし。大阪からの來客を、すつかり夕方まで放置してしまつた・・・面目ない。汗顏。



 さて。
『フランス人が絶賛する 日本人のココがすごい!』といふ記事を目にした。

 曰く、
『フランス人の目には、みんなが一丸となって現実に向き合い、取り乱すことなく前進しようとしている日本人の振る舞いが「尊敬に値する」と映っているのです。

■自然を受け入れる大きな器を持つ日本人
日本人を取材したいとやってきたフランスの新聞「パリジャン」紙の記者、マリアンさんはこう言います。
「なによりも、日本人の冷静さに驚きました。フランス人は問題があればやたらと騒ぎます。もし、フランスで同様のことが起こったとき、受け入れるという姿勢に慣れていない私たちは、あなたたち日本人のように対応できるかどうかは疑問です」と語りました。
また、テレビ局の記者、マルティンさんは言います。
「食料不足が懸念され、スーパーに殺到する人たちの映像を見ても、みながきちんと列に並んで順番を待っている姿に驚きました。もしこれがフランスだったら、きっと押し合い、取り合いになるでしょう。
以前、取材で日本に行ったとき、交通量の激しい銀座4丁目の交差点で、一度もクラクションが鳴らずに人と車が行き交うのを見たときから、すごい国民性だと思っていました。でも、震災時にもパニックやヒステリーを起こさずに、きちんとルールを守れることは、あらためて尊敬いたします」

■子供でさえ取り乱さない冷静さ
フランスは一部の地域を除き、ほとんど地震が起きていません。周囲の人に話を聞いても、60代の人たちでさえ「一度も地震を経験したことがない」と答えます。
そのため、フランスでは地震に対する知識や備えがあまり浸透していません。親たちは、日本の子供たちの冷静な対応に驚いています。
「まだ小さな子供たちが、泣きわめきもせずに机の下に隠れたと聞いて驚きました。フランスで地震が起こったら、自分の子供はあんなふうに対応できないと思います」
日本の地震ニュースの影響で、学校で行われる避難訓練を紹介する番組も組まれています。

■身勝手な行動を慎む心
16日、放射能漏れを心配するフランス政府は、在日フランス大使館を通じて日本に滞在するフランス人は「直ちに帰国あるいは日本の南部に避難」するように勧告しました。そんな中、フランスのメディアが東京で働くサラリーマンに「どこかほかの県や国に避難しないのか」と聞いたインタビューで、
「会社をほったらかして、自分だけ一人逃げるなんて、ひきょうな気がします」
と言ったコメントが報道されて話題になりました。

会計士のマティルドは言います。
「私たちフランス人にとって、会社や仕事は日本人ほど重要なものではないのかもしれないけれど、日本人が自分の命をかけてまで仕事をしなくてはいけないという責任感のもと、働いていることに感銘を受けました。

普段から日本人は仕事に対してまじめだという認識はありますが、このような事態になって、その精神に偽りがないことを確認した気持ちです。自己の利益だけではなく、全体のつながりを大切にする心をわれわれフランス人も見習わないといけません」
不安定な生活を送りながらも、前に向かって冷静に一歩一歩進もうとする日本人。このような話を聞くたびに、自分が日本人であることを誇りに思います』と。
http://news.goo.ne.jp/article/cobs/life/cobsyoko201103post-949.html


 日を重ねる毎に、日本人の不屈なる精神が世界萬民をして報されてゐる。
 萬民の、災害時に於ける手本として、或いは大なる勇氣を與へることが出來たならば、こは目下被災地にある人たちによる。
 現在、政・財・官・民が一致團結せねばならないことは繰り返へして何度も陳べた。
 されど、稱讚されし對象者が、民のみに集中してゐると感ずるのは、野生の狹見であり、さらずんば誤認なるか。

 若しも政治の住民の魂が國民の魂より低位置に在るとするならば、そは現在の政體は國家としての悲劇、後世からの喜劇である。
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by sousiu | 2011-03-27 18:39 | 日々所感

不便により有難きことを學ぶ可し。不幸により幸福を悟る可し。

 放射能に關して情報が錯綜してゐる。昨日から今日に掛けて關東は雨であることから尚ほ更らである。
 野生は有事に際するの今日、民主黨批判に口角沫を飛ばす積もりはない。押し竝べて彼らは有事の去つたのち、自らで總括を行なふ可きだと考へる。斯くあらずんば、戰後最大の國難に對する無責任者と看做され、必ず後世、彼らは被告人として法廷臺に立たされることであらう。
 好むと好まざるとを今は扠て措き、情けない思ひを禁じ得ないが、今は政權を縦とする彼らの、黨略を度外視した善處指導が望まれる。それが到底絶望的たるにせよ、だ。彼らに一縷の望みすら託せぬものと斷ずるは、刻下の國民にとつて餘りにも殘酷ではないか。



 横濱は再び今日から計畫停電。
 眞つ暗の部屋で熊本の鈴木田君と意見交換。かうした時間を過ごすのも又た宜いものだ。
 被災地に過ごす人たちの心境を恐察すれば停電なんぞなんのその、とは今日に聞き馴れた言なるか。然り。殆どの人たちの率直な感想なのである。

 それでも通電されて照明が燈されると安堵する。被災地の電氣に不便してゐる人たちを思へば心苦しいが、これも素直な感想だ。
 大禍は何人も避け難くあることだが、目前たれば仕方がない。
 天を呪ふてはならん。されど人災は努力如何で最小限に留めることが可能なのである。

 被災地の人々は立場を越えて目下奮鬪努力してゐる。被災地にない吾人は、少しでも有事に役立てるのであるならば、おのが便利を提供したいと志願してゐる。而して不便の時にしか味はふことの出來ないことを味はふ良い機會と吾人は之を認め、積極的に不便を學びたく思ふ。

 かく思うたとき、かつて拜讀した本のなかにある言葉を思ひ出した。
●岡泰雄氏、『皇道讀本』(昭和十一年十月三日『會通社』發行)に曰く、
凡そ大きな幸福は感知する事が却つて困難である。街頭に立つて行くべき道を教へられると有難く感ずる。一圓二圓の施與を受けると忝いと思ふ。けれども、大陽の廣大無邊な惠澤には有難いとの感を起さない樣なものである』と。まつたくこの通りなのだ。

 而して岡氏は、皇道を世界へ宣布することの必須と困難とを力説するのである。曰く、『それと同じ樣に、皇道の行はれる國に生れ、皇道に依つて自己の生を厚うするを得つゝありながら、其れを感ぜないで、却つて、寸善分惠を仰々しく論じ、人を呪ひ、勝るを嫉み自己のみの聊かの幸福を希ふを以つて策の得た者と心得る習だから、皇道の有難味を知らしめる事は困難である』と。


 十六日。掛けまくも畏き 天皇陛下にあらせられましては、おそれおほくも東日本大地震に關します敕語を宣り下だし給ひました。
 大地鳴動と暗雲毒氣の狹間にありて、國民にどれほどの勇氣と希望が齎らせられたか計り知れない。
 こは國民にとりて萬事に勝る光榮、平成御宇の曙光たり。まことに勿體なき次第である。
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by sousiu | 2011-03-23 02:00 | 日々所感

それでも人道の心臟は日本の内に鼓動してゐる  

●時事通信社による報道に曰く、
『なぜ略奪ない?…米TVで意見募集

「なぜ略奪ないの?」=被災地の秩序、驚きと称賛―米
(時事通信) 2011年03月16日 18時03分


 【ワシントン時事】東日本大震災の被害や福島第1原発事故が連日、トップニュースで伝えられている米国で、被災者の忍耐強さと秩序立った様子に驚きと称賛の声が上がっている。「なぜ日本では略奪が起きないのか」―。米メディアは相次いで、議論のテーマに取り上げている

 CNNテレビは、2005年に米国で起きたハリケーン・カトリーナ災害や10年のハイチ大地震を例に「災害に付き物の略奪と無法状態が日本で見られないのはなぜか」として意見を募集。視聴者からは「敬意と品格に基づく文化だから」「愛国的な誇り」との分析や、「自立のチャンスを最大限に活用する人々で、進んで助けたくなる」とのエールも寄せられた』と


http://news.goo.ne.jp/topstories/world/729/ab060f4db6e56ad7a74d8702edd00012.html



 世界は注目してゐる。日本の道義と精神は、今猶ほ雲表に巍立せん富嶽のごとくあるか、と。
 人の正體は困窮のときに現はれるといふ。困窮にその身を投じた日本人は、彼れらに斯くなる感想を抱かせたのだ。
 世界の感歎我が譽まれ。鐵の如き國民の團結が得られ、斯くなる注目と稱讚を賜はらば、何ぞ地震、何ぞ地鳴り、豈に恐るゝべけんや。東西の別なく國民は更らに協心團結して、被災者救出・支援、被災地復興を見事成し遂げ、而、災害時・緊急時に於ける萬國の手本と相ひ成らむ。

 被災地で御奮勵される方々に改めて、深々と敬服する次第である。
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by sousiu | 2011-03-16 22:37 | 報告

混亂のなかの希望 

 たゞいま停電となつたので、天災襲來直後同樣、ノートパソコンからの書き込みだ。

 今日未明は靜岡縣を中心に地震が發生した。神奈川縣も強い搖れを感じた。大地の鳴動陸續す。只管ら民安かれ、國平らかなれと乞ひ祈る。


 
 震災から六日。被災地の方々は、疲れが溜まつてをられることであらう。
 途切れがちな現場の報せでは、さまゝゞな問題も現出してゐるとか。關東でも自然によるものか必然によるものか、流言飛語がけたゝましく往來し人心の動搖を生じ來たらしめ難ねんとす。
 現場にをらぬ者が云ふのは容易だと御指摘を受けるかも識れないが、それでも、汝、平時も有事も魂を高處にあらしめんことをと希ふ。




 さて、被災地から三森兄より今日もメールあり。
 三森兄は震災前には毎日、當日乘及びリンク先の諸先輩の頁を遊歴し求學に專心する運動家だ。(二月廿二日付の日乘に「仙臺民族派」の名前で書き込みあり)
 今日はひときは嬉しい御報告であつたので、是非、皆樣にも御紹介したい。

 兄曰く、
先程、無事男の子が誕生致しました
 避難所にも電氣が通り一先づ安心です。
 街では食堂も營業開始してゐる店舗も出て來てをります。~』と。

 かくも荒野と化した地で、而して、人々悪夢を見る最中、それでも新らしき生命は誕生した。男の子であるといふ。
 
 あまりにも素晴らしき御事、めでたき御事。思はず、ひとり拍手した次第だ。
 
 嗚呼。刻下驚天動地の眞つ只中にありながら、希望とともに息吹きをあげた新らしい生命。彼れはやがては時代の風雲兒となると思はずにをられない。三森兄の御快諾を得て、下に寫眞を掲載する。

 三森家には心から御祝福申し上げたい。おめでたう。

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                     ※寫眞は三森父子。



 ※※※本日、憂国清同友会清和塾東北本部の同志より連絡あり。御自身がそれどころではないであらうに、まことに恐縮至極。逆に勵まされた次第である。
 目下、御一人を除いて皆さん御無事との由。全員御無事を懇祈す。


 
 
 
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by sousiu | 2011-03-16 20:25 | その他

坂田昌己兄より御傳言

>小生は、元氣であります。會社の復旧に努めてをります。
>全國の有志諸兄より暖かき言靈を賜り、心依り深く感謝する次第であります。
>洵にありがたうございます。m(__)m
>
>地震の當日は、夜間工事として地下鐵河原町驛内壁改修工事の管理を行ひ、朝六時に自宅へ戻りました。
>朝燒け(御來光)を拜見すると何時もの朝燒けでなく異樣な光景で、濃い赤い太陽であり空も赤く、不安感を抱きました。
>
>午後一時に就寢し、午後二時四十六分に地鳴りと共に尋常無き揺れにどうしやうもなく、ただゝゞ祓ひと鎭まり給へを連呼するに終止しました。
>長い揺れが治まると、外にでると雪が降り初め大雪です。
>小生が暮らす場所は内陸部であり、被害は軽微倒壊する家は極僅でした。
>海岸側は甚大な被害で言葉では云ひあらわせず氣が落ちるばかりで手が震へます。
>小生大元氣でこれから復興に向け頑張ります。
>
>宮城縣仙臺市
>坂田昌己九拜 下座




 坂田兄は當日乘でも、御發言下さる宮城縣の純粹な活動家だ。
 日乘への書き込みが困難らしく、兄より皆さんへ、とのこと。

 宮城縣諸兄の御息災、御活躍を謹みて熱祷す。
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by sousiu | 2011-03-16 02:09 | 報告

人は有事にこそ人たる可し。

 連日、悲しき報道のなされるなか、哀しい報道も聞かれた。
 にはかに信じ難いが、難事を目前にして惡事をはたらく者がある、と。
 天災に神經の衰弱したるうへに人災が加ふることは決してあつてはならない。
 目下、如何なる思し召しか天の與へ給ふ國難に、擧國一致・國民戮力して乘り越えねばならぬところ。
 あやしげな募金活動に注意、とした廣報をみるに、そのやうな企てが實在するを容易に信じることが出來ない。
「天網恢々疎にして漏らさず」。若しも斯くなる輩あるならば、その者は必ず姿を變へた禍ひに遭遇する。

 本日屆いた三森兄のメールに曰く、
『~街は自己主義な輩が現れ始め、警察も對應しきれず暴走化してをります。それは街だけで無く避難所でも起き始め、夜警をやつてをります。
 燃料不十分で買ひ出しも出來ず、ガソリンスタンドは連日大澁滯により、六時間待つて十リツトル賣り、スタンドの突然の燃料切れにより日増しに喧嘩が絶えません。
 極力仲裁に入りますが、鼬鼠ごつこであります。

 食糧に際しましてもまことに配給されず、周りに分け與へて、助け合つてをりますが、自分のお袋もさうなのですが、御高齡の方のお粥が全く無く困つてをります。
 小生、役所の方に訴へてゐるのですが配給されるかどうか・・・との解答のみであります。

 本日は雨の爲め、現在身體を休めてをります。體育館の爲めに底冷えが嚴しい状況です。

 然し、休める時に休んで夜警に備へてをります。~中略~』と。


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↑ ↑ ↑ 寫眞は被災地の小學校の一室であるとのこと。雨露しのぐ場所ですら斯くの如き状態であることを思へば、我が家の計畫停電、我らの燃料不足焉んぞ不便に價ひせん。
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by sousiu | 2011-03-15 21:27 | 日々所感

希望を御忘れなきやう幾重にも御頼み申し上げ候ふ。

 宮城縣の三森兄より現地の寫眞と近況の御一報あり。
 『本日は早朝より荒濱海岸遺體收集作業に取り掛かつてをりました。~以下略~』と(寫眞)。
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 慘状甚しく、目を疑ふばかりである。政府の早期對應を願はずにをられない。


 又た、彼らの奮鬪に、遠くから心より敬意を表し、二次災害に御留意いたゞくやう只管ら御祈りする次第である。
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by sousiu | 2011-03-14 21:09 | 日々所感