2010年 04月 28日
日々是運動
義信塾・市村悟先輩と共に港區新橋にある國際新聞社事務所に伺ふ。
同社々主・楠本正弘樣を始め、三澤浩一、福田邦宏の諸先輩、他にも防共新聞社遊説隊々長・近藤勝博、愛心翼贊會本部長・山川裕克兩君も既に參上してをられた。
嘗て此の日乘でも、皆々がさうであるやうに、小生も宜き先輩、道友に惠まれてゐることを書いた。本道にさう思つてゐる。
いつもゝゝゝ此の顔ぶれが集まり、出る話題と云へば運動のことだ。
誰れそれの批判は當然の事乍ら、世俗的な話しも一切出て來ない。せいゞゝ三澤先輩が、山川君をみて、ドラえもんに登場する「ジヤイアン」の話題を持ち出すくらゐだ。殘りは殆ど運動についての研究と摸索だ。
此の日もいつも同樣、運動の話題で白熱した。
左端河原博史、そして福田邦宏、市村悟、三澤浩一の三先輩(國際新聞社にて)
失禮する折、楠本社主が、好きな本を持つて歸つてよいよ、と云つて下さつたので、本棚より物色。
小生の趣味の一つは、囹圄の身となつてゐる同志や友人に、書籍を進呈することである。
機關紙やら、古本やら多いときには月に五十册は發送する。であるからして楠本社主の御厚情は洵に嬉しい。
本棚には、古く既に入手困難な書籍や、初めて手にする本も多く、意地汚くも頂ける丈頂いた。其の數は百册を超えた。多謝深謝。
楠本社主には幾重にも御禮を申上げたい。
國際新聞社を出て、市村、山川兩兄と阿形充規先生の許へ。
阿形先生は時々、「息拔きをすることも必要だ」と我ら若輩の後進に諭し給ふ。
鶴田さやか女史の歌を聽かせて呉れた。
此の日の前日は、阿形先生の事務所に參上し、遲くまで時局問題について御高話を賜はつた。
現在の小生では全てのことを學び吸收する能はぬと雖も、人として實に多く學ぶ機會を與へて下さつてゐるのだと痛感する。此の御恩寵に對する感謝の言葉を小生は未だ識らない。
解散後、市村・山川兩兄に送つて貰ひ、そのまゝ弊社事務所に。
更に同志二名も加はり、五人でまたゝゝ憂國談義に華を咲かせることゝなる。
氣付けば既に日も出てをり、朝の四時を廻つてゐる。
阿形先生の御高配により、慰勞の一ト時を賜はつたが、それも束の間であつた。
by sousiu | 2010-04-28 23:46 | 日々所感