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好事魔多し。福田派に招かれざる客だ。

 昨日は「神奈川有志の會」懇親會であつた。
 いつも通りの喧々囂々、神奈川有志の會は、これが面白い。

 一點、いつも通りでなかつたことは、伊藤滿先輩が禁酒を斷行してゐたことだ。
 先輩曰く、『俺も福田派だ。がはゝ、豪笑』と。

 これは心強い。何せ他縣に漏れず、我が縣の民族派も酒豪揃ひ。
 そもゝゝ我が天敵の平澤派首領・平澤次郎翁は横濱を據點にしてゐる。
加之、最近の市村兄は三澤浩一先輩の如く、酒が入ると隣人の迷惑を顧みることがない。
 小生は孤軍奮鬪であつたのだ。

 備中處士樣によると、『平田篤胤先生も、下戸でした』と。
何ぞ平澤派、恐るゝに足らん。

 而も我が派には伊藤滿先輩も加はつた。小生にとつて、これほど頼もしきことはない。
 と云ふことで、これまで肩身の狹かつた分だけ、俄然挽囘せむと小生意氣込んでみたが、はて、伊藤先輩からの援護射撃がない。そればかりか、食卓を挾んだ向う側では、以前と何ら變はることなく小生をダシにしてゐるではないか。吁。
 よくゝゝ禁酒の動機を聽けば、持病である糖尿病が惡化して、醫師から酒を止められたとの由。
志があつてのことではない。本人が望んでの禁酒でもない。若しも醫師の居らずんば、今でもガブヾヾ酒が飮みたくて仕方ないのだ。結局は、仕方なく福田派に加はつた丈のこと。心福田派に非ず、平澤派のまゝだ。だから小生を庇護することなく、中締めと共に珍しくそゝくさと歸つてしまつたのだ。

 伊藤先輩は福田派の獅子心中の蟲にならむとしてゐる。
 先輩が小生の天敵であることは、以前も今後も變はりがない。

 御大事に。

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※ あの奧の一畫が、いつも不氣味だ。

by sousiu | 2010-07-27 17:50 | 小論愚案

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