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力をも入れずして天地を動かし、目に見えぬ鬼神をもあはれと思はしむ  

 先日、不二歌道会の福永武兄より、漢文は讀めるか、と質問された。
 書くことはまだ困難であるが、時間を要せば如何にか讀める旨、答へると、兄は現在、漢詩を學ばうとしてゐるとのことだつた。

 はからずも小生も、最近漢詩について興味を覺え、そのこゝろを味はふべく學ばんとしてゐる最中であつた。


 歌の有する不思議な力を感ぜざる能はぬこのごろ、車の中で福永兄より教はつた古今和歌集假名序は、小生の新らたな向學心を燃やすに足るものであつた。

●古今和歌集假名序に曰く、
やまとうたは、人のこゝろをたねとして、萬の言の葉とぞなかれりける。世の中にある人、ことわざ繁きものなれば、心に思ふ事を、見るもの聞くものにつけて、言ひ出せるなり。花に鳴く鶯、水に住む蛙の聲を聞けば、生きとし生きるもの、いづれか歌をよまざりける。力をも入れずして天地を動かし、目に見えぬ鬼神をもあはれと思はせ、男女のなかをもやはらげ、猛き武士の心をなぐさむるは、歌なり』と。


 ますゝゝオタクになります。

by sousiu | 2011-03-02 17:45 | 小論愚案

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