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これで、寝ます。 

 今日といふか、昨日といふか、廿日月曜日は、憂国清心同友会本部へ。
 月刊誌『実話時報』の企畫で、有志による座談會が行なはれ、これに出席する爲めだ。
 參加者は、瑞穗塾・伊藤満塾長、新風義勇隊・鈴木浩己隊長、義信塾・市村悟代行、和心塾・吉岡茂樹塾長、護國鐵拳隊・海法文彦總體長、愛心翼賛会・山川裕克本部長、野生は司會だ。
 終始、熱氣ある座談會であつた。皇室典範に關する有識者會議に就て、現政權や將來の見通しに就て、これまでの運動に關する夫々の總括と今後の抱負など。諸先輩や道友の忌憚のない意見が交はされ、あツと云ふ間の二時間であつた。論爭こそ無かったものゝ(無いにこしたことはないのだが)、始終白熱した議論に、「実話時報」關係者も、歸り際には、「いやあ凄いもんですねえ・・・」と、滿足してをられたやうであつた。
 このやうな場を與へてくれた統亜連盟改進党・松尾秀雄党首と、清和塾・草壁悟塾長には本統に感謝、感謝である。
これで、寝ます。 _f0226095_215170.jpg


 ところで、方言や、習慣の違ひがあるやうに、一口に右翼と云うても、各縣それぞれ微妙に特色や個性があると思ふ。
 以謂く、皆、一長があると思ふが、神奈川も又た、一長がある。
 木川兄の日乘で、彼れは、「神奈川有志の会」を斯う評してゐる。
 曰く、『藤田省三は「維新の精神」において、幕末の海防議論の沸騰により処士の横議、横行、横結なる新たな社会的連結に「維新の精神」を見るが、神奈川有志の会はまさにそんな「維新の精神」漲る集ひである』と。
 その「神奈川有志の会」を産んだのも、畢竟、神奈川縣の土風であるし、氣風である。

 神奈川縣は嘗て、神奈川條約なる屈辱的條約を交はし、こと横濱は異國人の生活圈とさへなつた。
 おほくの志士がこの地を憤慨し、野生の欽慕するひとり、清河八郎正明先生も燒き打ちを計畫した。
 當時の雪辱を晴らさむとの氣構へが根柢に存してゐるのか否かはわからぬが、兔に角、諸先輩がつくりあげてきたこの環境に野生も又た、育てられてきたのである。若し御興味のある方がをられるのであれば、來月號の『実話時報』を乞、ご購読。

by sousiu | 2012-02-21 02:13 | 報告

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